JavaOne2017報告会に行ってきました

f:id:lore:20171021172204j:plain
2017/10/21(土)に開催されたJavaOne2017報告会に行ってきました。

jjug.doorkeeper.jp

他の方々が既に素晴らしい感想記事をあげていらっしゃるので、こちらでは私的に気になったところの感想を少々。

私はJavaを組み込むのを少々やっているため、その関係で1番気になったのはリリースモデルの変更です。
従来はメジャーバージョンアップデートと共にOracleJDKがリリースされ、それに数年間の保証があったわけですが、Java9には次にJava18.3がリリースされるまでの半年間の保証しかありません。
LTS(Long Term Service?)のリリースとそうでないリリースに分かれ、Java9はNot LTSなのです。LTSになるのはJava18.9、つまり2018/9にリリースされるOracleJDKというわけです。
また、このように今後はバージョン名の付き方も変わります。Java{年の下2桁}.{月}ですね。(Javaを来世紀に持ち越す気は無いようです。)
Java18.9の次のLTSは3年後(Java21.9?)とされており、これが従来のメジャーバージョンアップに当たると思われます。
更に従来機能が出揃うまでメジャーバージョンアップが延期続きになったという反省を踏まえて、LTS版も日付で区切ってそこまでで出来ている機能を出すという方針に変更されました(果たして上手くいくのでしょうか)。

まあ、組み込むにはLTSのJava以外に無いなあという感じですね。
以上です。